COLUMN
2016.12.02
vol.192 「体感温度と服の色」
先日のニュースで、東京で雪が降ったと耳にしました。
もうすぐ新潟市内にも雪が降るのでしょうか。
雪が降る前から自宅の室内がかなり冷え込み、
布団から出られない日々が続いています。
誰かに電気ストーブを譲って欲しいと、
かなり本気で思っている今日この頃です。
さて、暖かみを感じる色は赤やオレンジなど、
暖色系の色だというのは想像に難くないと思います。
服を実際着用している時の体感温度も、
暖色系と寒色系(青や黒など)では3℃ほど差があるようです。
一方で、赤やオレンジ等の色は物を大きく見せる膨張色ですので、
体型を気にする方は控えた方が良さそうです。
私は赤い服を着ることが多いのですが、
寒色系の服をほとんど持ち合わせていないので、
本当に体感温度が変化するのか、未だ真相は闇の中です。
体感温度うんぬんを別としても、赤やオレンジに
暖かいイメージを持ちやすいのは共通認識だと思います。
そうした共通認識や常識が、デザインや、第三者に対して
表現する際に重要なポイントとなります。
と、言葉にすれば簡単ですが、実際色や形を組み合わせて
作ってみると、なかなか難しいものです。
表現の道のりは長く険しいのだと、今まさに実感しています。