COLUMN
2016.02.16
vol.148 「型破り」
田中 肇(業務課)
あけましておめでとうございます。
正月休みは有意義に過ごされましたか?
私は年末年始の飲み会ラッシュで
体重が激増してしまいました。
皆様も同じように増えておりませんか?
昨年数多くこなした飲み会中で
ふと昔のことを思い出しました。
とある酒蔵会社の社長との飲み会です。
会も終盤にさしかかった頃に、
その社長が純米大吟醸原酒と
こともあろうか炭酸とシャンパングラスを頼みました。
実は私の前職は酒造業界で、普段から一般人よりも
日本酒の飲み方にはうるさいと自覚していたため、
その社長の注文を聞いて「美味いわけがない」と
決め付けていました。
しかしながら、それはすぐに凝り固まった考えだったと
思い知らされることになりました。
シャンパングラスに注がれた純米大吟醸原酒炭酸割りは
例えるのが難しいですが華やかなシャンパンでした。
正直、良きシャンパンにまだ出会えていない
若き頃ではありましたが、日本酒の
飲み方一つでこういった新たな感動を
感じられるのだなぁと
胸が高鳴ったのを覚えています。
日頃の仕事や作業では最善を尽くすために、
それまでの経験を踏まえた自分なりの
ルーティンが各自あると思います。
しかし絶対にやらないようなことや、
タブーとされてるものにこそ、
新たな可能性を見出せる場合があります。
また、自分は日頃異端だと思ってやっていることも、
商品化してみたら一般にウケるようなことも
あるかと思います。
誠晃舎はトレンドを生み出す「型破り」な
挑戦を続けていきます。
何かアイデアに煮詰まったとき、
気軽にご相談いただければ幸いです。