COLUMN
2014.12.19
vol.95 「写真を使ったコミュニケーション」
山口 典人(スタジオ誠晃舎)
私は新潟県写真家協会に所属しているのですが、
先日、同会が新潟市芸術文化会館で写真展を開催しました。
展示された作品は、新潟県内で撮影され、
新潟の四季を感じさせる作品が多く、
来場者の方々に大変好評をいただきました。
最近の傾向なのですが、会員の中にスマートフォンで撮影したものを
加工して作品にしている方がいらっしゃいました。
最近のスマートフォンやコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)でも
一端の作品に出来る性能になってきました。
デジタルカメラが普及して約20年が経ちました。
性能は格段に向上しています。
当スタジオでも100%デジタルカメラで撮影をして、
画像処理等も行っています。
又、動画も同じカメラで撮影して編集もしています。
現在ほとんどの携帯電話にカメラ機能が付いています。
そのためメモ代わりに撮影したり、
SNSで撮影した画像を共有したりと、
写真に触れる機会は多くなっています。
今までは、企業から消費者へ発信される情報は一方通行でしたが、
企業と消費者の間で、両方向での情報のやり取りが可能になっています。
消費者がお気に入りの商品の写真や動画を撮ってSNSに上げたり、
企業がそこまで想定をしてSNSと連携したキャンペーンを展開したり。
しかし商品の本当の魅力を写真で伝えるには、
カメラの性能が上がろうとも、
様々なプロの撮影技術を必要とします。
商品や企業を写真・動画を使って消費者と繋げる…。
そんなことを思いながら日々撮影しています。
写真や動画を通して、企業と消費者のコミュニケーションを
お手伝いしていきます。
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先に紹介した新潟県写真家協会の写真展ですが、
来年にも、1月30日~2月8日には新潟県南魚沼市池田記念美術館で、
4月28日~6月10日には新潟市水の駅ビュー福島潟で開催する予定です。
会員作品の他、一般公募の入選作も含めて約150点展示しますので、
興味のある方はぜひご覧になってみてください。