COLUMN
2014.04.19
vol.61 「体感時間」
長谷川 洋(営業部)
「いや~、すっかり暖かくなったね~。」
「そうですね、ついこの前に年が明けたと思ったら、もう桜の時期ですね。」
先日この陽気で、お客様とこんな会話をしました。
・・・時が経つのが早いと思うのは、年末だけではありませんよね。
年々、時の経過を加速度的に早く感じてしまうのは、毎日忙しく
過ごしている皆様も同様だろうとお察しします。
それどころか、「現代人は実質的には24時間ではなく、
16時間で1日を過ごしている。」なんて言う研究者もいるそうです。
でも以前、ただ時間に押し流されがちな、自分の時間の過ごし方を
反省させられる事がありました。
休日の夕方の4時にやっと宿題を済ませた小学生の息子が、
5時までに帰って来なければならないのにもかかわらず、
往復30分以上かかる友達の家に遊びに行くと言うのです。
思わず「20分しか遊べないんだったら、また今度にしたら?」と
止めましたが、そんな言葉も気にせず、「いってきまーす!」と
元気よく駆けて行きました。
その後わたしは、「きっと息子は、何分何をして遊べるかより、
とにかく友達と会う事を思って行ったんだなぁ」と、
ちょっと羨ましくなってしまいました。
休日も平日も1日として与えられた時間はみんな同じ。
とくに仕事では、何にどれくらい時間を費やすか、
どの順番でそれを組み立てるか、それによって、
効率的に時間を使えるかどうかの分かれ道です。
特に弊社の営業はお客様のニーズを決められた時間で形にするため、
スタッフのスケジューリングを管理する監督の役割も担っています。
なかなか自分の思い通りにことが進まない場合が多いですが、
積極的に詰め込んで、主導的に時間と向かい合えるように
なりたいと思う今日この頃です。
まずはGWまで、このせわしない毎日を、何とか乗り切りましょう!