COLUMN
2014.04.19
vol.60 「ビジネスにおける戦略思考」
一冊の本を紹介しようと思います。
「戦略思考トレーニング」という本の紹介です。
『戦略思考トレーニング』
著者名:鈴木貴博
出版社:日本経済新聞出版社
販売元:日本経済新聞社
経営戦略、マーケティング、ビジネスモデルをクイズ形式で
解きながら自分の頭で考える力を鍛える本になっています。
「そうか!」「なるほど!」の連続で思わず誰かに
話したくなる内容になっています。
「ビジネスの戦略思考を固くしてしまう一番の敵は常識」と
本書にあります。
日常的な仕事で
1.常識的に
2.定型的に生産性よく
3.同じ分野で専門性を高めて
仕事を極めていくことが多いと思います。
しかし日常的に仕事をしていく中で、なんらかの形で
戦略的立案をしなければならないとき、
急に「常識を取り払って考えよう」「顧客の立場で考えよう」
と言われても頭がついていかないのではないでしょうか。
そんな方に本書をおすすめします。
例えばスーパーでおまけ付き食品のおまけは、
店員さんが付けることが多いようですが、
どのように付けるよう指示をすると、
売上げを上げることができるのか。
例えば、値段の安いものと高いものを並べると、
安い方がたくさん売れるのは予想がつきますが、
どんな一工夫をすると高い方が売れるようになるのか。
などなど、著者の経験を元にクイズ形式で
分かりやすく説明されています。
どのような戦略をとると、
どのような消費者心理が働き、
どのような顧客行動を生むのか。
クイズの答えを当てにいくのではなく、
できるだけたくさんの可能性を思いつく
訓練をするのです。
仕事で使える戦略思考を鍛えるには、
普段から意識的に非日常的な思考力を
トレーニングする必要があるそうです。
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