COLUMN
2013.11.15
vol.40「年賀状あれこれ」
近藤 武弘(デザイン部)
2014年の年賀状のご準備は始められましたか?
まだ11月半ばとお思いでしょうが、あっという間ですよ年末は。
会社単位では手配が進んでおられると思いますが、
個人ではまだまだという方が大半ではないでしょうか。
当社の年賀状は毎年、社内のデザイナー総出でデザインを出し合い
社内コンペで決めております。
来年度用のデザインの締切日ももうすぐで、仕事の合間や、
スタッフによっては自宅で構想を練っているとも聞いています。
新年度の当社のごあいさつは、どんな年賀状になるか、楽しみです。
さて年賀状はいつ頃からあるのかなと思い、ちょっと調べてみたところ、
奈良時代から平安時代に文字が普及するにつれ、手紙のやり取りが
盛んになったという記述に出合いました。
当時の手紙文例集の中に年賀のあいさつの例
があったとのことです。
もっとも庶民への普及は、1871年の新式郵便制度が実施され、
郵便はがきの登場によって一般化したとのことです。
データとしては少し古いのですが、日本郵便発表の「平成22年年賀郵便物
元旦配達物数」によると、2010年(平成22年)は20億8500万通で、
1人当たり約16通の年賀郵便物がやり取りされているとのことです。
近年はネット環境の普及で手紙や年賀状のやりとりが減ってきていると
いう説もありますが、日本古来の伝統文化、礼節の文化として、
私たちの生活にしっかりと根づいたもの、それが年賀状です。
年に一度の風習を活かし、人との繋がりを大切にしていきたいと思います。
それにしても、当社の年賀状どんなデザインになるか、ワクワクしています。